Officeソフトで印刷用データ作成時は[カラーモード]に注意!

officeでデータ作成時の注意点

Officeソフトで作成したデータの色は、全てRGBというカラーモードになりますが、印刷時の色は全てCMYKというカラーモードになります。

そのため、仕上がりの印刷物は、モニターで見るプレビューとは色味が変化するので注意が必要です。

本記事では、カラーモードについての基礎知識と併せて、Officeデータから印刷する場合の色味の変化について解説しています。

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カラーモードとは

カラーモードとは、色の表現方法のことで、RGB・CMYKの2種類があります。

RGBカラー:ディスプレイなど、光で色を再現するカラーモードのことです。
CMYKカラー:印刷で再現できるカラーモードのことです。

一方は光で表すカラーですが、一方は塗料など物質で表すカラーですので、両者では色表現可能領域が異なります。

そして、Officeソフトで作成したデータは、すべてRGBカラーになります。

色味の変化とは

RGBカラーとCMYKカラーでは、RGBの方が色表現領域が広く、CMYKでは再現できない色領域があります。

また、印刷はCMYKでしか色が表現できませんので、RGBで作成したデータを印刷する場合は、CMYKで表現できる色に変換して出力されます。

そのため、印刷物の色味はディスプレイで見る色よりもくすんだ感じに変化してしまうことを覚えておきましょう。

※色味の変化の例

RGBで作成したデータはCMYKで印刷されることで色味が変化します

その他の注意点

Officeソフトで印刷用データを作成する場合は、色味の変化の他にも、注意しなければならない点があります。

詳しくはこちらにまとめていますのでご参照ください。

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